みなさんこんにちは。
おっきなお風呂(@okina_ofuro)です。
元気にお風呂へ入ってますでしょうか?
詳しく語るほどの知識はありませんが現代人にとって、とてもとても近い存在の病気であるうつ病と不眠。
この2つの現代病に温泉や銭湯が効果的という話をします。
入浴を改善することで驚くほど予防、症状の改善に力を発揮するんです。
現在、憂鬱で仕方ない、あまり寝られないという方も「いつかは自分も?」という方もお付き合いください。
すぽんさ〜♨️
目次
国の機関も認める入浴は「うつ病・不眠」に効く!
一般適応症にうつ病、不眠が追加
温泉に行くと必ず表示されている温泉分析書。
この温泉分析書の中に一般適応症という項目があります。
- 腰痛
- 肩こり
- なんだかんだ
というやつですね。
この一般適応症というのは、簡単に。そしてザックリと申しますと、
どんな泉質の温泉でも!
なんなら水道の水の銭湯でだって、こういう症状に効き目がありますよ〜〜!!
ってことです。
この温泉の一般的適応症に平成26年7月1日から
自律神経不安定症やストレスによる諸症状(睡眠障害やうつ状態など)
という項目が加わりました。
いわば、温泉や銭湯がうつ、不眠に効果がありますよ!!と国が言ったということになります。
とにかくなんだか気分が『落ち込む』『眠れない』というあなた!!
とにかく温泉、もしくは近くの銭湯へ。
「塩化物泉」「硫酸塩泉」には「うつ状態」が、
「二酸化炭素泉」には「自律神経不安定症」が加わっています
ついでに、一般適応症を全てご紹介しておきます。
■筋肉もしくは関節の慢性的な痛みやこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)
■運動麻痺における筋肉のこわばり
■冷え性・末梢循環障害
■胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)
■軽症高血圧
■耐糖能異常(糖尿病)
■軽い高コレステロール血症
■軽い喘息・肺気腫
■痔の痛み
■自律神経不安定症やストレスによる諸症状(睡眠障害やうつ状態など)
■病後回復期・疲労回復・健康増進
参考:環境省
「うつ病」に良い入浴法を伝授します
まずは入浴が健康に良いという話に必ず出てくる
- 温熱効果:カラダが温まって血行が良なり、コリがほぐれる。
- 水圧効果:お風呂の水圧で血行が良くなる。
- 浮力効果:お風呂に浸かると、体重は約10分の1程度になり筋肉や脳がリラックスする
くわしく説明した記事はコチラ
この3つだけでも効果十分とも思われますが、さらに「うつ」に効果的な入浴法をご紹介します。
熱いお風呂と水風呂交互に!「温冷交互浴」
やり方は簡単!!
- まず、水風呂のある温泉、銭湯に行きます。(サウナがあれば確実に水風呂もあります)
- そして、熱いお風呂と水風呂に2〜3分ずつ交互に入ります
- これを3〜5回繰り返します
以上!!
交互浴が好きすぎて以前まとめた図解です。こんな感じで入るとおすすめです・・!(効果はもちろん人それぞれです!)#ハピクロ pic.twitter.com/e7AJWEprF2
— 塩谷歩波|「銭湯図解」発売中 (@enyahonami) November 18, 2018
とにかく交感神経と副交感神経がスイッチされて自律神経にとっても良いとされています。
また最近では「ととのう」などと言って、温度を感じなくなってフワ〜っと気持ちよくなるトランス状態を楽しむ方も増えています。
何度か経験して『熱いから初めて熱いで終わる』『冷たいで初めて熱いで終わる』
また『熱い風呂を長く、水風呂は短く』など、自分に一番合ったパターンを探しましょう!!
さらにはこの温冷交互浴ですが
ダイエットにも効果があり、免疫力アップさせて風邪を引きにくくなります。
まさに夢の入浴法ですね。
「不眠」に効く、よく眠れる入浴法
『体温が上がってから下がる時に眠たくなる』
って聞いたことありませんか?
食後に眠たくなるのもこのためです。
ということはお風呂を使えば簡単ですね?
体温がもっとも上がるとされる食後1時間半後に入浴し、入浴後2時間から3時間後にお布団に入ってみてください!!
おそらく、すぐ眠れます。
それでも眠れない方に、とことんまで眠りに良い入浴法はこちら。
⏬
体温に近い温度のお風呂に入る「不感温浴」
水風呂のある施設に比べると探すのがグッと少なくなってしまいますが『熱くもなく冷たくもない温度のお湯』
【34〜37度のお湯に30分〜2時間ほどゆっくり浸かる方法】です。
お湯に浸かってるのか?水に浸かってるのか?どうかわからなくなるんですね。
ほんと、何時間でも浸かっていられます。
とにかく副交感神経の方を刺激しようという入浴法です。
温冷交互浴と不感温浴が両方できてしまう
オススメの温泉のブログ記事書きました(関西)
その他、ワタクシ「おっきなお風呂」のリラックス入浴法
とにかく思いっきり非日常を感じる
これは、ぼくが湯治の師匠とあがめる『まるみや旅館』のご主人から教えてもらったことで
普段の生活圏から800㎞離れるとリラックス効果が増す。
ということです。
これは転地効果といって学問的にもリラックス効果があるそうです。
すぐに遠くの温泉地に行ければ良いのですが、そうもいかないことも多いでしょう。
そんなときはコレ
『気の持ちよう』
遠くにきてるぞ〜!遠くにきてるぞ〜!
と自分を催眠術にかけるんです。
ぼくのような達人になれば、大昔にタイムスリップしてるぞ〜〜!!
くらいのことはできるようになります。
みなさんもガンバってみてください!!
意外と盲点?匂いと音をうまく使う
まず、できれば夢に見るくらい大好きな温泉地を見つけて欲しいです。そして、その温泉の匂いや普段にはない音を覚えておきましょう。
そして、普段の生活でもその匂いや音を感じれるようにしておきます。
温泉の香りではなくても、アロマオイル・ハーブ・お香などお気に入りの香りを楽しみながらの入浴は、心を落ち着かせてくれます。
>>塩化物泉入浴剤【Kneipp(クナイプ)】自宅のお風呂なら好きな香りを楽しみたい
あ〜もうダメだ〜!!という時に役立ちますよ。
まとめ
そんなこんなで、正しい入浴法の知識を身につければ、鬼に金棒です。
\もっと入浴法を知りたい方はコチラの本がオススメ/
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ではでは、健康なココロとカラダを手に入れたアナタと、どこかの温泉か銭湯でお会いできるのを楽しみにしてますっ!!
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