毎年のように、真夏の愛媛県にお邪魔しております!
今年も行ったぜ!行きたかった松山の銭湯は定休日&廃業。。。
気を取り直して後日、八幡浜市まで遠征して伺った、噂に聞く銭湯『大正湯』があまりにもサイコーだったのでお知らせしたいと思います。
最近の言い方でいいますと「大正湯。最高かよ。」ってヤツです。
- 銭湯通には以前から知られた存在だったレトロ銭湯が廃業のピンチを乗り越えてリニューアル!!
- そのリニューアルが、レトロさをうまく残し若者の感覚も取り入れはハイセンスな感じ
- なんと宿泊できる銭湯へ!!ゲストハウス併設のハイブリッド銭湯
とこんな感じになっております。では!本編スタート!!
すぽんさ〜♨️
愛媛県八幡浜市、リニューアルされたレトロ銭湯『大正湯』
大正4年の開業の大正湯は愛媛県西部にあります八幡浜市にある長い歴史を誇る銭湯です。
レトロ銭湯ファンにはかねてから、とっても知られている存在だったこの銭湯は平成27年に行ったん長期休業。「このまま廃業かな。。」と覚悟されていましたが、お大方の予想に反してなんとなんと平成28年に大胆かつ素晴らしい改装でリニューアルオープン!!
レトロさを絶妙に残した改装が多くの銭湯ファンを熱狂させました。
まずもって上に画像を載せました外観だけでも「タダ者ではない銭湯」としての貫禄充分です。
時代に合わせてフロント式(お金を払ってから男風呂、女風呂に分かれる)になっておりますが、特徴的な番台は改装前のままの姿です。
脱衣所に移ってみても『脱衣ロッカー・体重計やマッサージ機・浴室への扉』などは押しも押されぬレトロ銭湯のそれ。
港町らしい海の生物の銭湯絵や真新しい木の香りが残る部分もも。
さてさて銭湯の主役である浴室に移ります。
シンプルいずベスト!な浴室に湯船は3つ!
- 主浴槽
- マイクロバブル(ジェットバスの1種)
- 水風呂
となっていました。
循環されていない、薪で沸かされたお湯はとっても優しく疲れを癒してくれます。
浴室も「ホワイト」を基調にとした若々しい改装ながらも「タイルの美しさ」「鏡広告」などディープなレトロ銭湯好き(ぼくのことです)も心もつかむセンスがいたるところに散りばめられていました。
浴室内には「ハワイアン」のBGM(日替わりかもしれませんが)が心地よいボリュームで流れていて、なのに浴室には立派な「ペンギン様」もおられるという「暑いか寒いかわかりにくい」というツッコミどころも。
改装前はシャワーもなかったという洗い場もこのとうりシャンプーやボディソープ完備!!
日本人にとって「銭湯のイメージ」として脳裏に刻み込まれている富士山のペンキ絵は、史上発の女性銭湯絵師である田中みずきさんの作。
愛媛県や八幡浜にちなんだ「ミカン」「海」が描かれています。
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>>【受け継がれる伝統技術】次世代の銭湯絵師さんを紹介します!
『泊まれる銭湯』ゲストハウスつき銭湯へ進化!!(宿泊者は銭湯無料!)
ということで紹介させていただいた大正湯ですが、びっくりするのはこれから。
なんと「民泊」業界に殴り込み?『宿泊できる銭湯』となったのです。
宿泊料はなんと2500円(銭湯の入浴料込)、ビジネスホテルの半額程度でこの改装されたてホヤホヤのお部屋に泊まれてしまうのですよ!
番台の脇にある階段を上った2階が宿泊場所。部屋数は3部屋。部屋のタイプはは2通り
- 二段ベッドの2人部屋
- 4人までOKのキッチン付きのお部屋
もうこれは、銭湯ファンでなくても泊まるしかないですね。
ひとり旅や、出張での中長期滞在にもバッチリです。
\大正湯ほか”泊まれる銭湯”載ってます!/
『大正湯』施設情報
住所 | 愛媛県八幡浜市 1132−13 |
電話番号 | 0894-21-2033 |
営業時間 | 14時~22時 |
定休日 | 月曜日(祝祭日の場合営業〜翌日休業) |
料金 |
1泊素泊まり2500円(銭湯入浴料込) |
宿泊予約 | |
備考 | 駐車場あり |
アクセス:JR八幡浜駅より約徒歩10分
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