温泉や銭湯にはどんな効果があるかご存知ですか??
おっきなお風呂(@okina_ofuro)です。こんにちは。
温泉は体に良いとか漠然と知っていても意外と、みなさんどんな風に体に良いのかご存知ないようです。
また、ぼく自身「銭湯に行くの?温泉じゃなく?」と真水のお風呂を軽視した発言をされることも多いので、この辺りで一丁、説明していきたいと思います。
すぽんさ〜♨️
入浴効果ー①「温熱効果」
まずはじめに温熱効果、もうそのまんま「お風呂の温かさで、体が温まることによって得られる効果です。
体が温まることで、毛細血管などが広がって血流が良くなります。
内臓の働きが活発になり、自律神経を調整する作用もあります。
体の老廃物や疲労物質を取り除き、体のコリが取れます。
疲れが取れると行っても良いでしょう。
今回ご紹介する、効果の中では唯一、「シャワーだけ」でも効果がある項目。
ですが、
シャワー<自宅のお風呂<温泉や銭湯のおっきなお風呂
なのは、言うまでも無いですね。
温冷交互浴することで、自律神経をうまくコントロールすることもできます。
そして、入浴の仕方によってはヒートショックプロテイン(HSP)が生成され、細胞が活性化し、免疫力アップも期待できます。
入浴効果ー②「水圧効果」
お湯の量にもよりますが、湯船で首までつかった場合、体全体にかかる力は約1トンともいわれています。
この圧力が全身の70%の血液がたまった下半身の血液を押し戻し、心臓の働きを活発にして、血液の循環を助けます。
これを水圧効果といいます。
また、腹部にかかる水圧が横隔膜を押し上げて肺の容量を減少させるため、空気を補うために呼吸の回数が増え心肺機能が高まります。
銭湯や温泉など、大きなお風呂だと、首までお湯に浸かっても足を出さないで入浴できるので、効果が高いです。
せっかくですのでおっきなお風呂に首まで使って、思い思いの声を出してリラックス効果を高めてください
むくみ解消になるので、お悩みの方はぜひ深い湯船にじっくり使ってみましょう。
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入浴効果ー③「浮力効果」
お風呂に浸かると、体重は約10分の1程度になります。
いつも体重を支えている筋肉や関節を休ませることができて、体全体の緊張がほぐれます。
これが浮力効果です。
このことで、リラックスができて心の方も休ませることができます。
重力から解放されると言うのはなかなか難しいことです。
お風呂に入る以外では、海やプールに行くか宇宙に行くしかないでしょう。
番外編「転地効果」
人間ってどうして旅行に行きたいのでしょう?
日常生活を離れ、いつもと違った環境に身を置くことは、大きな気分転換になります。
これにはちゃんとした医学的な理由があるんですね。
転地効果といいまして、普段と違う環境、特に自然の中で五感が刺激されることで、脳内物質の分泌や呼吸器系統、消化器官などの働きが整えられ、ホルモンバランスや自律神経にもよい影響があることがわかっています。
お風呂に浸かって体の疲れを癒すだけでなく、のんびりとした湯治場の空気の中にいるだけで、ストレスがやわらげられたりする、効果を転地効果と呼びます。
転地効果は、自宅から100km以上離れた場所が良いとされています。
もちろん遠くの温泉地に度々行けるに越したことはありません。が、ここは気の持ちよう。
自宅近くの銭湯でもそのレトロな雰囲気などから非日常を楽しむことができれば、十分に転地効果を得られるとぼくは思っております。
銭湯で行われているスタンプラリーに参加して、近くの知らない街に行くのもオススメです。
まとめのようなもの
さてさて、とっても簡単に入浴で得られる効果をご説明させていただきました。
もっともっと、入浴と健康についてお知りになりたい方は最高の入浴法という本がオススメです。
さらには、温泉の泉質によってどのような効果だ得られるのかお知りになりたいかたはコチラ
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