最近は、ほとんど東京と大阪でしかお風呂に行けていなくて、フラストレーションが溜まっている、おっきなお風呂(@okina_ofuro)です。こんにちは!!
先日、ツイッターで「入浴剤ってあんまりきかないの?」と質問をしていただきました。
「菖蒲(ショウブ)湯」「ゆず湯」も「薬湯」ですね。
入浴剤のルーツです。それに、現代の技術がありますので「コスト」と「法律」のことを無視すれば、おそらくほとんどの温泉は再現できると思います。
缶詰とか冷凍食品って昔よりも格段においしいでしょ?
入浴剤も進化してますよね。
— おっきなお風呂♨️インふろエンサー (@okina_ofuro) November 10, 2018
そんなこんなで、ぼく自身「良い入浴剤は良い」という意見です。
今回は、入浴剤のルーツである薬湯のことを深く考えてみましたので、よろしくお願いします。
すぽんさ〜♨️
目次
思ったよりもずっと長い!「薬湯の歴史」
薬湯は、飛鳥時代に仏教とともに日本に伝わりました。
ただ飛鳥時代のお風呂は、主に「蒸し風呂」ですので、いまで言います薬湯とは少し違った形であると思われます。
蒸気とともに、漢方の植物を蒸して香りを楽しんだのでしょうね。
室町時代に様々な植物をお風呂につけて入浴する風習が生まれたようです。
江戸時代には現代にも残っている、端午の節句の「しょうぶ湯」冬至の「ゆず湯」など、現代の入浴剤のような薬湯が始まりました。
イベント実施にあわせて、11月の薬湯カレンダーを更新しました♨️
11/18はワイン風呂🍷
11/26〜12/3は謎解き銭湯ジャック❓
11・12月の薬湯 カモミールもいい感じです🌼 #銭湯 #荒川区 #梅の湯 pic.twitter.com/AI4Qa5G5NT— 梅の湯|荒川区の銭湯 (@1010_UMENOYU) 2018年11月16日
そもそも、江戸時代にお客さんに喜んでもらうために始まった薬湯ですが、現在は元来の漢方由来の薬湯のは、「ラベンダー湯」など西洋のハーブを使ったり「変わり湯」の薬湯が銭湯で楽しめます。
じつは温泉並みの効果がある「薬湯」
現在、主に銭湯で楽しめる薬湯ですが、個人的には温泉に負けずとも劣らない力があると思っております。
多くの銭湯で使われているのは粉末や液体の入浴剤を使用していますが、なかなか最近の入浴剤は侮れないのです。
本日のかわり湯は、おニューの薬湯♨️
桃の葉と言えば、あせもや湿疹によく効く整肌成分として有名ですよね😉
桃の葉エキス配合の薬湯♡
しっかりお肌を整えてくださいませ💕#銭湯 #サウナ #徳島 #津田 #昭和湯 pic.twitter.com/CqJp4fvHUQ
— とくしま銭湯 昭和湯 (@1010showayu) 2018年11月17日
明らかに肌の調子が良くなったり、いつまでもカラダがポカポカするのでビックリさせられます。
また、温泉とは違った香りによるリラックス効果も大きいです。
中でもぼくがオススメしたい銭湯の薬湯は、尼崎市の「神田温泉」、「長洲温泉」(姉妹店です)で使用されている、オリジナルの漢方を使った薬湯です。
入浴後、いつまでもカラダがポカポカしてなかなか汗が止まりません。
「効いているなー」という実感があります。
自宅で薬湯を体験できる、オススメ入浴剤「生薬のめぐり湯」
どうしても自宅のお風呂で薬湯がしたいという方に、良い入浴剤を見つけました!!
その入浴剤は生薬のめぐり湯 です!
使ってみて、これは良い入浴剤だと確信しました。
「生薬のめぐり湯」商品説明
公式ホームページ を見てみますと生薬のめぐり湯の有効成分は5種類の生薬と温泉成分だそう。
では、生薬のめぐり湯の公式ホームページ の記載をかいつまんで説明します。
- 紅花(コウカ):「女性のための薬草」と呼ばれますベニバナのことで、血液循環を良くし、月経不順、婦人病、冷え性、更年期障害に良いとされます。
- 生姜(ショウキョウ):ショウガのことです。
胃の機能を助けたり体をあたため、発散作用、健胃作用、鎮吐作用が期待できます。 - 唐辛子(トウガラシ):消化機能を旺盛にし、発汗や血行の促進に作用するでしょう。また、食欲不振や消化不良、冷え性、動脈硬化に有効。
- 艾葉(ガイヨウ):ヨモギのことです。鎮痛、収れん、止血作用があるとされ、腹痛、腰痛にも良い。またシネオールという成分が血流をよくし、美肌効果やイライラの解消にも効果が期待できます。
- 大茴香(ダイウイキョウ):ハッカクのことでアネトール、メチルカビコール、リモネンなどを含み、血行の促進、利尿作用、便秘の解消、精神安定効果があるとされています。
この5つの生薬にプラスして、炭酸ナトリウムと炭酸水素ナトリウムの温泉成分が加わって症状効果を生むそうです。
詳しくはコチラ
さらには、効能効果を向上させるための副成分(保湿目的のホホバオイル等)が配合されています。
実際に使ってみた感想
生薬のめぐり湯は、ティバッグのような見た目をしていています。
これをそのままお湯に入れます。
みるみるうちに成分が溶け出してきます。
うっすら茶色くみごったら入りどきです。
肌への印象
注意書きに38℃前後のお湯に20分ほど浸かりましょう。とありましたので言われた通りにしました。
入浴中の肌の感覚としましては、アルカリ性の温泉のようにヌルヌルした感覚ではなく、キシキシに近い印象です。
香り
使う前の印象ではきっと、漢方薬っぽいんだろうなあ。と思っていました。
しかし、お風呂につかってみると、どちらかというと西洋のハーブのような香りでびっくりしました。多少漢方っぽさもありますが漢方の香りが苦手な方も大丈夫でしょう。
香りによるリラックス効果はかなり感じました。
湯上りの体感
はっきり言ってびっくりしました。
体はいつまでもポカポカ。肌もアルカリ性の炭酸水素塩泉に入った後のように、かなりサラサラしました。
炭酸水素塩泉の温泉同様、入浴後には化粧水や乳液でしっかり保湿したほうがいいでしょう。
また、生薬のめぐり湯を使った夜はかなりぐっすり眠れました。
朝起きるのが辛いほどで、これも温泉に入った時と同じ感覚です。
日本中の温泉や銭湯を巡ったぼくが、良い入浴剤だ!と言い切ります。
なお、こちらの生薬のめぐり湯は『医薬部外品』の入浴剤になります。
なんだかんだと書きましたが、
薬湯や入浴剤は温泉にも引けを取らないよ!!という記事でした。
薬湯目当てで銭湯に通うのも楽しいですし、手軽に家庭で薬湯を楽しむのもありですよ!
なんだかんだ言っても、ぼくは温泉巡りは続けるんですけどね。笑
その他、ぼくのオススメ入浴剤の記事です。あわせて読んでいただいてアナタのお気に入りを見つけるお手伝いができたら最高です。
>>温泉マニアも愛用!硫黄乳白色入浴剤【湯の素】かなり本物の硫黄泉に近い!
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