おっきなお風呂(@okina_ofuro)です。こんにちは。
2019年に発売された弁護士の小林裕彦さんの書かれた温泉本『温泉博士が教える 最高の温泉 本物の源泉 かけ流し厳選 300』かなり興味を引くタイトルに即買い!
内容の方も、かなりな過激な部分も多く、紹介されている温泉しせつも確か。かなり共感しましたのでブログに書かせていただきます!
温泉の泉質にこだわって旅行に行きたい方(ほとんどの方ですよね?)は読んで損はないと断言しますっ。
すぽんさ〜♨️
温泉博士が教える 最高の温泉 本物の源泉 かけ流し厳選 300 [ 小林 裕彦 ]
内容紹介
成分表示偽装や誇大広告は、もってのほか!
弁護士でもある温泉博士がうそ偽りのない「真の名湯」選びを伝授。
20年超にわたって全国の温泉を巡っている著者が「五大ドバドバ温泉」「十大絵になる温泉」「五大強烈臭温泉」「七大足元湧出温泉」など、
独自のジャンル別におすすめ温泉を紹介!<本文より>
温泉旅館の公式サイトなどでは、かけ流しといっても塩素殺菌の有無は必ずしも明らかにされていない場合があります。いくら建物が立派で料理の美味しい温泉旅館に泊まったとしても、それが循環風呂だったりすると、本当の温泉に入ったことにはなりませんし、効能も家庭の風呂とさほど変わりません。
いい温泉とは?と聞かれたら、私は「足元湧出の温泉ですよ」と答えることにしています。というのは、足元湧出温泉は、人口掘削をしておらず、大事から自然に湧いていて、純度も鮮度も100%の温泉だからです。 成分の濃さと良さのため、本当に癒されますし、疲れます。源泉の成分が体に浸み込んで、本当に効いているなと実感できる温泉です。
最近は、泉質が優しくて、ツルツル感が高くて、ぬるめで長時間入れて、湯量の多い、本物の良質かつ新鮮なかけ流しの旅館によく宿泊します。
<もくじ>
第1章 温泉との邂逅
第2章 温泉業界の深くて暗い闇
第3章 良い温泉とは
第4章 ジャンル別おすすめ温泉
第5章 心を鬼にして選んだ地域別おすすめ温泉引用:Amazon.co.jp
<著者プロフィール>
小林裕彦(こばやし・やすひこ)
小林裕彦法律事務所 代表弁護士
1960年大阪市生まれ。84年一橋大学法学部卒業後、労働省(現厚生労働省)入省。89年司法試験合格、92年弁護士登録。2005年岡山弁護士会副会長。19年(平成31年度)岡山弁護士会会長。
11年から14年まで政府地方制度調査会委員(第30次、31次)。14年から岡山県自然環境保全審議会委員(温泉部会)。現在は岡山市北区弓之町に小林裕彦法律事務所(現在勤務弁護士は9人)を構える。
企業法務、訴訟関係業務、行政関係業務、事業承継、事業再生、M&A、経営法務リスクマネジメント、地方自治体包括外部監査業務などを主に取り扱う。
著書に『これで安心!! 中小企業のための経営法務リスクマネジメント』等。引用:Amazon.co.jp
出版社: 集英社 (2019/12/5)
言語: 日本語
ISBN-10: 408786121X
ISBN-13: 978-4087861211
発売日: 2019/12/5
温泉・銭湯のぼくがブロガーが読んでみた感想
読みました!
『小林 裕彦 の 温泉博士が教える最高の温泉 本物の源泉かけ流し厳選300』
🔻https://t.co/0qkrAmUTZU温泉業界に、かなり辛口な切り口で突っ込み入れまくる前半部分が読み応えあった。ほとんど同意できます。
それだけにオススメされている温泉も間違いなし♨️ですっ!! pic.twitter.com/LKmLyUFJNZ
— おっきなお風呂♨️インふろエンサー (@okina_ofuro) December 12, 2019
『温泉博士が教える 最高の温泉 本物の源泉 かけ流し厳選 300』は大まかに分けると2つのパートに分かれています。
- 前半:筆者の「温泉への考え」
- 後半:筆者のオススメ温泉施設
特に面白かったのは前半部分。
循環・塩素消毒など「100%源泉掛け流し以外」は温泉とは名乗らせてはいけない!!
そして、儲けに走った温泉業界と行政をぶった切りまくる!
という、温泉ファンからすると「お〜!そこまでいいますか〜!」という、かなり過激な内容。
『日本には、温泉と名乗っていい温泉施設はほとんどない』
と言わんばかりの勢いです。
ぼくはそこまで過激な考え方ではありませんが実際、せっかくの源泉をダメにしている施設が多いのは確かですし、観光協会内でのチカラ関係などで「?」と疑問を感じることも結構多いです。
とにかく「この本を読んで怒る温泉関係者(主に儲けまけってる系)って多いだろうな〜」というくらい、この本に書いてあることはある意味『温泉業界には都合の悪い事実』でもあり、温泉ファンの本音です。
前半部分が過激なだけに、後半で紹介されている「著者のオススメ部分」にもかなりの説得力が出ています。
東鳴子温泉・阿部旅館、尼崎市の温泉銭湯・蓬莱湯、妙見温泉・田島本館など、ぼくも大好きな温泉施設が紹介されていて、著者さんの「温泉を見る目」は確かなのは、ぼくからみても間違い無いです。
ぜひぜひ
- 温泉にハマってはいるけどもどうも外れなところに行っちゃう
- もしかして、今まで行っていた温泉って実はよくなかったんじゃ無い?
という方は、この『温泉博士が教える 最高の温泉 本物の源泉 かけ流し厳選 300』を読んで、温泉を見極める力を身につけて欲しいと思います〜。
ぼくも、少し過激な内容を含む「間違いのない温泉の選び方」の有料noteを書いていますので、興味のある方は併せて読んでいただけると嬉しいですっ!笑
あわせて読みたい
>>新刊『ヘンな名湯』ひなびた温泉研究所、岩本薫著は着眼点がスゴイ!
>>簡単に取れる資格『温泉ソムリエとは?』合格者が語る取得方法の解説【オンライン講座】
>>超初心者向け!銭湯に行くときに必要な持ち物は?(日帰り温泉対応記事)