*この記事で紹介しています「まりも湯」さんは2020年11月より長期休業に入り、2021年3月末にて正式に廃業となりました。。
おっきなお風呂(@okina_ofuro)です。10月の紅葉がキレイな北海道をレンタカーで湯巡りしてきました。ほかの観光には目もくれず。
ガシガシと湯めぐりする中でも気になったのは、北海道の温泉地には普通は地域の方の会費で運営している共同浴場のような施設が「銭湯」として認可を受けて営業していることが多いってことです。
今回紹介する『まりも湯』も温泉街にある「温泉銭湯」のひとつ。かなり多くのバブリーな観光ホテルに囲まれてひっそりと営業されています。
最初はGoogleマップで見つけた「共同浴場」に行こうと思ったのですがそちらは残念なことに地元民専用。第2候補だったまりも温泉に行ったのですが入浴後「こっちで正解だったかも!」と思うくらいの良い温泉でした。
目次
釧路市阿寒湖温泉の温泉街にある温泉銭湯その名も『まりも湯』!!
有名観光地で巨大な観光ホテルの多い阿寒湖温泉にありながら、地元の方からも単に「銭湯」と呼ばれ愛されている様子の「まりも湯」
白い壁と玄関前の花がなんだかとっても北海道な感じがします。
車がないとかなり不便なところにあるので、よそ者の利用者はドライバーやバイカーもしくは近隣のホテルに泊まっている人中心になると思われます。
熱めでピリッとした感覚の単純温泉はほんのりハーブ系の香り
「まりも湯」の湯船は1つ。循環・加水・消毒なし!100%源泉掛け流しの単純泉が5〜6人くらい入れるシンプルな浴槽に溜められています。
フチの低い湯船はやっぱり「銭湯」というよりも「共同浴場」な感じです。
「単純温泉」って大したことないんでしょ?って思ってる人が多いのですが、温泉ってそんなに単純なものでもありません。
この成分がこびり付いた湯口をみてもらえればここの温泉がタダモノではないのをわかってもらえると思います。
温度は44℃くらいの熱めの温泉。ピリッとした感触でほんのりとハーブのような香りがします。
湯船の縁には木製の「まりも」が置かれていて自由に浮かべて遊んで良い感じです。
子どもさんはすごく喜ぶと思います。
洗い場は「家庭用」な感じの蛇口とシャワーでした。ヤッパリあんまり銭湯感はないかも。
せっかくだからと木製のまりもを温泉に浮かべて遊んでみました。おかげでゆっくり浸かれたからか?温泉の成分からか?湯上りもなかなか汗の引かないくらい温まりました。
お話好きな女将さんがいるフロント周り・演歌の流れるくん行きタップリの脱衣場
「まりも湯」でぼくたちを迎えてくれる女将さん。とっても気さくな方で
「ウチのは他と違って本物の温泉だからね〜。ちょっと熱いかもしれないけど我慢して入ってね。すごい気持ちいいから!!」
旅先でこういう方に出会うととっても癒されます。「まりも湯オリジナルタオル」を買うと。めちゃくちゃ嬉しそうにしてくれました。
周辺の観光情報が貼ってあったり、沢山の小物が飾ってある休憩所も投句に来ている感じがして東京や大阪で疲れた心が癒されます。
脱衣所の生活感がたっぷりな感じがして、地元民が多く利用している様子がうかがえます。
脱衣ロッカーはなく脱いだ服はカゴに入れるスタイル。
浴室の広さに比べてカゴが多い。ピークの時間には混雑しているんでしょうね。
阿寒湖温泉『まりも湯』施設情報
住所 | 釧路市阿寒町阿寒湖温泉1丁目4-25 |
電話番号 | 0154-67-2305 |
営業時間 |
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定休日 | (1月〜4月)10:00〜21:00(5月〜12月)9:00〜22:00 |
泉質 | 単純温泉 |
料金 |
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備考 | 駐車場あり |
「まりも湯」を利用してみて「やっぱり銭湯というよりは共同浴場だよな〜」とガッカリする銭湯ファンのぼくと「は〜遠くに来た〜このお湯サイコ〜」となるひなびた温泉&共同浴場オタクなぼく。
なんだか複雑な気分に襲われたりしましたが「観光地をできるだけ地元民に近い形で感じてみたい」ぼくのような変な人にはとってもオススメの銭湯です。
\まりも湯が掲載されています/
参考サイト: 北海道公衆浴場業生活衛生同業組合
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