こんにちは!!どちらかと言いますと『海の温泉』より『山の温泉』が好きです。
おっきなお風呂@okina_ofuroです。
「山!!」「川!!」といにしえから申しますように、山にはキレイな川が流れていますね。
今回は、ぼくが『山の温泉』が好きなために、過去3年間で4度の被害に合いました『清流の近くに住む悪魔』湯治の天敵。いやさ!!
キャンプや山登り、バーベキューに川遊び。
とにかくアウトドアのレジャー全体の敵!!
特にこのブログはお風呂おブログですので、露天風呂ファンにとってのラスボスともいうべき
ブヨ(ブユ、ブト)
に刺されない方法と、刺されたときの対象法を自分のためにも書いて行きます!!
目次
アウトドアレジャーの天敵『ブヨ』(『ブト』『ブユ』)とは?
画像引用:ナチュログ
ブヨとは
ブユは関東地方ではブヨ、関西地方ではブトなどとも呼ばれる虫でヤムラ虫と言われることもあります。
ブヨは人間を含むほ乳類の皮膚をかみちぎって血を吸う害虫のひとつで、蚊やアブと同様にメスが栄養補給のために血を吸います。
蚊は皮膚を刺して血を吸いますが、ブユはかみちぎるので蚊に刺されるより痛みが強いとされています。
ブヨは真冬以外は常に生息し、特に3月~9月に多く出没します。
夏場は気温が低めの朝に活発に活動して、日中は比較的おとなしく、夕方頃に再び活発となります。
小雨程度であれば活動できるため、雨が降っているからといって刺されることもあります。
自然豊かな場所を好むため、キャンプ場やゴルフ場、川付近、山中などでよく見られます。
成虫はおよそ3~5mmほどで、体は黒く丸みを帯びており、透明な羽をもちます。
春に羽化したのちに成虫になって交尾後に、水中や水辺で産卵します。
卵はおよそ10日で孵化して幼虫は渓流の岩、あるいは水草に付着して数週間で蛹となって羽化します。
幼虫はきれいな水質を好むため、住宅地などではあまり確認されません。
引用:ケンコーストック
先ほども書きましたが、僕はこの3年間にこの恐ろしい生物の被害に4度見舞われました。
- 3月中旬、鹿児島県妙見温泉の露天風呂で「太ももの裏」
- 8月中旬、東鳴子温泉の旅館の裏山で「足首3箇所」
- 7月初旬、同じく東鳴子温泉の旅館の庭先で「足首」
- 3月初旬、鹿児島県霧島市の露天風呂で「前腕部分」
温泉好きの方ならピンと来たかもしれませんね。
どちらもキレイな川の近くの温泉です。
ブヨは、キレイな水の近くにいます!!!
春先から秋ににかけて活動期間が広いのも特徴です。
(3〜10月と言われています)
一番大変だったのは2度目の時です。この記事はだいたい2度目の時の記憶を元にかいています。
なんかチクッとしたけどさっき飛んでた「コバエ」みたいなの刺す虫だったのかな?
くらいなもんで悠長にしてしまいました。
後からとんでも無いことになるとも知らずに。
ブヨに刺されるとどうなる?
刺されたときの画像もあるのですが、あまりにグロテスクなので掲載は見送ります。
いかにヒドイことになるかお分かりいただけると思います。
ブユ刺症の症状
ブユは人間の皮膚をかみちぎって血を吸いますが、あらかじめ麻酔成分を注入するため、噛みつかれた際に痛みをともなうことはありません。
ブヨは単独ではなく集団でおそってくることもあり、体中に症状があらわれることもあります。
ブヨに噛まれると肌にアレルギーの原因となる酵素毒が残ります。
この酵素毒はすぐに影響が及ぼされることはないため、痛みやかゆみといった症状は時間が経ってからあらわれます。
症状があらわれるのは数時間後が多く、強いかゆみが生じます。
ブヨに噛まれると小さな出血点が残って、多くの場合は血がにじみます。
噛まれたことによる症状が強く出ると、出血点が徐々に腫れて数倍に盛り上がることもあります。
悪化するとさらに体液がにじみ出して水ぶくれに変化する場合があります。
ここまで悪化すると発熱や頭痛などほかの症状があらわれることもあり、これは「遅延型反応」と呼ばれます。
ブユによる毒素は少量であればそれほど問題ありませんが、30カ所以上噛まれると命に関わります。
症状が強くあらわれている場合、あるいはたくさん噛まれた場合はできるだけ早く皮膚科を受診したほうがいいでしょう。
また、症状が長くつづく場合もあるので、注意が必要です。
うまく治らないと慢性痒疹になることもあり、たかが虫刺されと油断するのは危険です。
引用:ケンコーストック
この、刺されてすぐは何ともないというのがかなりくせ者です。
ぼくの場合夕方にやられて、夜中にカユくなり出したが最後。
翌日には、足首が倍ほどに膨れ上がり、インフルエンザの時のような発熱と関節の痛みまで発症しました。
さらに、刺されたところを中心にどんどん水ぶくれが広がり、まともに歩けるまで1ヶ月ほど掛かってしまいました。
ブヨに刺されないためには?
服装
刺されないようにするのが1番です。
次回からぼくも必ず対策するようにします。
とにかく、キレイな水の近くでは真夏だとしても肌を出さないようにしましょう。
ブヨは黒っぽい色が好きです、黒や紺の服装は避けましょう。
虫よけ
ブヨに効き目のある虫よけスプレーもあります。
残念ながらブヨに刺されてしまったら??
気づかないうちにブヨに近づかれ、不運にも刺されてしまった場合の少しでも症状が悪化しないための処置をご紹介します。
いきなりチクっとした痛みがあり、小さな傷から血が出て来たような時はブヨの可能性が高いです。
慌てずに処置をして、なるべく早く病院にかかりましょう。
毒を絞り出す
爪を使って、痛くても我慢して毒を絞り出しましょう!!
ポイズンリムーバーという毒を吸い出す専用の器具を持っていくと安心です。
患部をあたためる
ブヨの毒素は43~45度で中和されます。
温泉の湯口か、熱いめのシャワーを15〜30分、あて続けてください。
難しい場合は缶コーヒーやカイロを当てても大丈夫です。
千年灸のような商品も良いでしょう。
腫れや、かゆみが出てきてからは冷やしてください!!♨point
いち早く病院へ
ここまでの処置をしたら、なるべく早くお医者さんにかかってください!
軟膏や抗生物質、カユミに効く飲み薬などを処方してもらえます。
繰り返しになりますが、ブヨは後からきます!!
早く病院に行きましょう!!
もし、すぐにお医者さんに行けない場合のためにネットや薬局で買える、クスリを紹介します!!
ステロイドの塗り薬(かゆみ止め)
病院ではもっと強いのを出してくれますが、薬局で買える中では最強のステロイド軟膏
かゆみ止めの飲み薬
花粉症の薬として有名なアレグラです。
病院で処方されたときビックリしたのですが、どちらもアレルギー反応ですもんね。
さいごに
本当に「少しの油断で大きな怪我」ってやつです。
刺されてしまうとせっかく楽しみにしていたことが、全部おじゃんです。
これを読んでくださった方が、一人でもブヨの被害から逃れますように祈りを込めて。
不幸にも、刺されてしまった人の道しるべになるようにこの記事を書きました。
書いていて、当時のいまいましい記憶とカユミまでがなぜか襲ってきましたが、今回は以上です。
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